本文へ移動

アカムツ求めて 愛知・師崎出船

2021年6月17日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
アカムツ釣り初挑戦で本命34センチを仕留めた中嶋さん

アカムツ釣り初挑戦で本命34センチを仕留めた中嶋さん

  • アカムツ釣り初挑戦で本命34センチを仕留めた中嶋さん
 超高級魚で絶品のアカムツが渥美半島・大山沖でも釣れると聞き、5月30日、釣友と乗合船で出た。底潮が動かず、アカムツは船中5匹に終わったが、大山沖でも楽しめることが確認できた。底潮が動けば、夏場の産卵期前のアカムツの絶妙の釣趣と脂ノリノリの極上の味を楽しむことができるだろう。 (中日釣ペン・向井直)
 午前5時、愛知県南知多町の師崎新港から「坂崎丸」に7人が乗り合って出た。釣り座は抽選で決められ、私たちは3人が入った右舷の胴の間とトモに座った。船は追い風に乗って1時間半ほどで大山沖水深250メートルラインに到着した。愛知県田原市赤羽根町の南方に位置する。
 海上では北西の風が吹いており、波が少し立っていた。梅雨の晴れ間の強烈な日差しが早くも照り付けてくるなか、期待を胸に流し釣りのスタートとなった。ミヨシから順番に投入し、トモの私は最後に図の仕掛けを下ろした。オモリを底から1メートル持ち上げてアタリを待った。
 底を取り直すと、道糸は1メートルくらい出ただけだった。静岡県福田(ふくで)沖と比較すると底は平たんで底潮も動いていない。しばらくして、右舷ミヨシで竿が曲がったがドンコだった。胴の間の五十嵐宏樹さん(60)と私には20センチ級のシロムツが掛かってきた。これらは底潮が動いていない証拠だ。
 1時間以上経過したころ、左舷胴の間で船中第1号となる30センチくらいのアカムツが上がった。私の竿にもアタリがあり、巻き上げてくると、約50メートルごとに引き込んでアカムツと思わせたが、姿を見せたのは30センチのクロムツだった。
 その後は五十嵐さんに35センチ級のクロムツが上がり、さらにミヨシで45センチ級のメダイが顔を見せた後の10時半ごろ、アカムツ釣り初挑戦の中嶋健人さん(27)が竿を曲げた。仕留めたのは34センチのアカムツだった。
 しかし後が続かず、水深260メートルラインに移動した。五十嵐さんに35、36センチのクロムツがダブルで上がったものの、本命は姿を見せない。私にはまた20センチ級シロムツが掛かった。底潮が動かないので竿をあおったり、電動スロー巻き上げをしたりして誘い続けた。シロムツ、ユメカサゴなどを掛けたが、取り込めたのは28センチのクロムツだけだった。
 やがて正午前のラスト1投となり、祈る気持ちで仕掛けを下ろした。オモリが底に着いてから糸ふけを取ると、アタリが出た。約50メートルごとに引き込んだのは、30センチだったがアカムツだった。なんとか首の皮一枚つながった思いだ。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ