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【中日】大野雄大 悲願の五輪侍入り!「一つの目標…うれしい」山あり谷ありの日々、信じて鍛錬続けた

2021年6月17日 06時00分

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ランニングする大野雄

ランニングする大野雄

 東京五輪で金メダル獲得を目指す侍ジャパン・稲葉篤紀監督(48)は16日、都内のホテルで内定選手発表会見を行った。中日からは大野雄大投手(32)がメンバー入りした。会見で名前を挙げられた昨季沢村賞投手は本拠地・バンテリンドームナゴヤでの練習後、喜びもひとしお。大学日本代表、WBC、プレミア12…。ことあるごとに代表入りを熱望してきた『猛アタック侍』が、先発として日の丸のユニホームに袖を通す。
 グラウンドに立つ権利を得た。「五輪の野球復活が決まってから、一つの目標としてプレーしてきました。うれしい気持ちが最初に生まれました」。野球・ソフトボールの正式種目採用は2016年8月に決定した。それから5年。変わらぬ思いで、メンバー発表の日を迎えた。
 念じ続け、鍛錬を積んできたから今がある。18年はプロ8年目で0勝(3敗)。「順調なシーズンを毎年送れていたかといえば、そうではないです。ほど遠いところにいた時もあった」。19年オフは第2回プレミア12のメンバー入り。初優勝メンバーとなり、20年は最多奪三振、そして2年連続最優秀防御率のタイトルをゲット。投手最大の栄誉と言える沢村賞に輝いた。
 代表とのはっきりとした距離を把握したのは今春の北谷キャンプ。視察に訪れた稲葉監督による一歩進んだ質問にハッとした。「横浜スタジアムのマウンドはどう?」。左腕は「リアルな話だなと思いました」。ハマスタは決勝の舞台。4月20日のDeNA戦で8イニング無失点。指揮官の目の前での登板で、マウンドとの相性に問題ないことを結果で示した。
 一つのボールが大野雄と日本代表を結び付けた。11年年明けの入寮。オランダのハーレムで開かれた国際大会に、仏教大の入る京滋リーグ選抜チームで構成された「日本代表」でメンバー入り。キューバ戦で完投勝ちした記念品が自室に運び入れるボールになった。
 でも、本当に参加したかったのは世界大学野球選手権。代表選考合宿では、野村(明大―広島)や菅野(東海大―巨人)らが軽いピッチングで済ませるのを横目に、シート打撃に登板して抑え続けた。自信満々で臨んでの落選…。帰りの新幹線で涙し、隣に座る小林(同大―日本生命―巨人)からは「大野さんが入らないなんて自分も納得できない」と慰められた。キューバ戦の白球を見て、歩むべき方向性を確認した。
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