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建物の老朽化判断、だれでも簡単に 全国AI活用コンテスト、福井高専生の技術が頂点

2021年6月17日 05時00分 (6月17日 05時00分更新)
最優秀賞に選ばれた前川さん(右)と指導した村田講師=鯖江市の福井高専で

最優秀賞に選ばれた前川さん(右)と指導した村田講師=鯖江市の福井高専で

 高専生が人工知能(AI)を活用してビジネスプランを競う「全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト」で、福井高専の前川蒼(あお)さん(19)と小川大翔(ひろと)さん(19)のチームが、最優秀賞に選ばれた。ハンマーで壁をたたいた時の音で建物などの老朽化を判断する打音検査を、誰でも簡単にできる技術を開発した点が評価された。前川さんは「検査対象を広げて、多くの人に技術を使ってもらいたい」と話している。 (波多野智月)
 コンテストは、高専生がビジネスにおける課題をものづくりとAIなどによるディープラーニング(深層学習)技術を活用して解決するプランを競う。今年は全国から四十三チームの応募があり、二度の予選を勝ち抜いた十チームが四月十七日にオンラインで開催された本選に進んだ。
 前川さんたちは「すべての老朽化から人の命を守る」をテーマに、昨年十月から開発に着手。古くなった校舎の天井から破片が落ちてきたことをきっかけに、打音検査に目を付けた。実際に検査をする県内の企業から話を聞き、検査には専門の資格が必要なことや、風の音など雑音が混じると精度が下がることを知った。
 約半年かけて、誰でも正確に建物の...

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