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アユ名川続々始動 福井・九頭竜川中部 愛知・寒狭川上流

2021年6月16日 05時00分

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九頭竜浄水場裏でアユを引き抜く中川組合長

九頭竜浄水場裏でアユを引き抜く中川組合長

  • 九頭竜浄水場裏でアユを引き抜く中川組合長
  • 鳴鹿えん堤下流で掛けた18センチ級を手に山内さん
  • 精嶺橋上流で釣果を見せてくれた牧野さん
  • 3ケタ釣果が出た旧第1八雲苑上流

 北陸の超1級河川、九頭竜川中部漁協(福井県永平寺町)管内の九頭竜川で12日、三河の人気河川、寒狭川上流漁協(愛知県設楽町)管内の寒狭川で13日、アユの友釣りが解禁した。ともに場所むらが大きかったが、寒狭川ではなんと3ケタ、九頭竜川では小型が多かったものの、50匹の釣果も出た。 (東條敏明)
 九頭竜川は、天然遡(そ)上が絶好調との前評判に、昨年の倍、約420人が訪れた。人が多すぎて移動が難しく、場所むらも大きく出て、首をかしげて納竿した人もいた。永平寺町「五松橋」付近の午前9時の水温17度、水位10センチ減。日中は太陽も顔を出したが、朝イチは雨もぱらついた。
 中川邦宏組合長(62)は、「予想より小型で、湖産の放流物があまり掛かっていないようだ。5月の低水温と急な減水が響いた。アユは(足に)まとわりつくほどいるので、梅雨明けの爆釣に期待したい」。さらに、「湖産はヤナ取りではなく、仕立てとなったので、まだ仕上がっていないようだ」とも話した。
 それでも中川組合長は、解禁日のあいさつや取材対応を終えた午後、福井市「九頭竜浄水場」裏で竿を出し、瀬頭や荒瀬を狙って立ち込み、豪快な引き抜きを披露し短時間で“つ抜け”(2ケタ)の釣果(型は14〜17センチ)をたたき出した。
 人気ポイント、永平寺町の「鳴鹿えん堤」下流一帯は場所移動もままならない40〜50人ほどの釣り人が入川した。福井県大野市の山内春喜さん(62)は、右岸から瀬〜チャラ瀬を狙い、午前9時までに13〜18センチを30匹の釣果。竿8メートル、水中糸・単線メタル0・05号、6・5号4本イカリの仕掛けで引き釣りをしたという。山内さんの知人もほぼ動かず、同程度掛けたと言う。アユが固まっており、それを掛けてしまうとアタリが遠のいたという。
 そのほか漁協の情報によると、「五松橋」下の中州で50匹、同橋上流左岸で45匹。型はともに12〜18・5センチ。翌13日は「北島高圧線下」周辺で22匹、20匹。20センチ近いのも出たという。
 日券3000円(身障者半額)、年券1万2000円(身障者、女性半額)。小中学生無料。今季からスマートフォンでいつでもどこでも入漁券が買える「フィッシュパス」を導入した。(問)九頭竜川中部漁協=(電)0776(61)0246
 どんよりとした空模様で、時折雨も交じった寒狭川上流漁協の解禁日は約320人が入川した。午前8時の水温16・5度、水位10センチ減。「昨年より型がいいね」と笑顔で話してくれたのは、「精嶺橋」上流で会友らと竿を出していた愛知県豊橋市のベテラン牧野年伸さん(65)。
 19センチを頭に午前9時半までに36匹。午前4時半から瀬落ち中心に攻め、早朝は入れ掛かりし、8時ごろからアタリが止まったという。竿9メートル、水中糸・複合メタル0・05号、6・5号4本イカリ。オモリも背針もなしの泳がせ釣り。
 型は小さかったが、好釣果が出ていたのは「旧第1八雲苑」付近。浜松市のトップトーナメンター丸山哲一さん(46)が午前5〜10時に12〜17センチを78匹。竿9メートル、水中糸・複合メタル0・04号、6号4本イカリ。「がたがたのタナ狙い。薄茶色の石で周囲が砂交じりのポイントが良かった。まっとうなポイントよりも流れのヨレ、脇などで止めて泳がせると、まっ黄色の湖産アユがガツンときた」。丸山さんはその後、午後2時半まで釣り、110匹超の釣果をマークしたという。
 人気のポイントは「鮎美橋」上下。60人ほどの人が両岸から竿を出した。15〜18センチがポツポツ掛かり、すぐ近くに最近オープンしたばかりの「道の駅・したら」から多くのギャラリーが友釣りを興味深く眺めていた。「精嶺小学校」裏では55匹の釣果もあった。

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