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新餌「カクシン」を円良田湖で試す 大満足の結果に実力を確信!

2021年6月15日 05時00分

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餌打ち開始早々、このサイズの良型が次々とヒットしてきた

餌打ち開始早々、このサイズの良型が次々とヒットしてきた

 マルキユーから両ダンゴ用の新餌「カクシン」が6月3日に発売された。早速この餌のスペックを試すべく、向かったのは埼玉県寄居町にある「円良田湖」。スタート直後からコンディションのいい元気なヘラが竿を曲げ続け、終わってみれば133匹という大満足の釣果。餌のポテンシャルとともに同湖の素晴らしさを堪能する釣行となった。(マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆「梨の木桟橋」中央の沖向き

 6月9日、新餌「カクシン」試し釣りの舞台、円良田湖へ。ボートのほか桟橋も4カ所設置されており、四季それぞれに趣ある釣りが楽しめる準山上湖だ。もっか乗っ込み後の一服も終わり、水温の上昇とともに産卵から回復したヘラが動きだしているとのこと。
 本命場所の「旅館前桟橋」に入ろうとしたが釣り座はほぼ埋まっている。そこで「梨の木桟橋」に向かい、桟橋のほぼ中央、沖向きに釣り座を構えた。
 今回の主役となる新餌「カクシン」の特色は、ヤワネバ系のタッチでありながら、練り込まなくても作りたてからしっかりとした餌の芯ができるところ。基本的に単品で使用でき、餌700ccに水200ccが標準だが、浅ダナを狙っていくので餌600ccに水200ccの軟らかめに仕上げた。

◆タナ40センチから開始 5投目に本命

 釣り開始は6時15分。タナ40センチからスタート。すぐにジャミのような反応がウキに現れ、5投目で早速本命がヒット。続く6投目にもヒットし、さらに7投目でも魚を掛けたが強烈な引きに伸されてしまい、ハリス切れ。その後も10分くらいの間に3匹追加と、絶好のスタート。
 軽く混ぜただけの餌を揉みこむことなく針に付けているのだが、水面下のジャミを交わしてタナに入り、バラケてヘラを寄せつつ、しっかり残っている芯で食いアタリに持ち込むという、高い完成度がうかがえる。
 そのままペースは落ちることなく、開始1時間で15匹をカウント。動きがいいのでハリスを上22センチ、下30センチに詰めるとさらにペースアップ、5連チャンなども含めて、2時間経過時には37匹をカウンターが示していた。
 通常であればウキがより理想的な動きになるよう、餌のタッチやタックルのセッティングなどをひとつずつ煮詰めながら「正解」を探していくのだが、今回は初っぱなからほとんど修正点がないまま釣りが進められる。
 8時半を過ぎたころ、ちょっとペースが落ちてきた。時間がたち餌が締まってきたためかと思い、新たな餌を作ってみたが、あまり変わらない。餌でなければ日が昇ってタナが深くなったかと考え、ウキ下を10センチ深くしたところ、1発でヒット。それから5匹くらいはコンスタントに続くも、徐々に反応が悪化したので詰めていたハリスを上25センチ、下35センチまで伸ばして対応。開始から3時間でカウンターは50匹オーバーを示す。
 その後、風がやんで水面がベタナギになると反応が薄くなったが、これは警戒心からタナが下がってしまうようで、その時だけウキ下を深くすることで対応可能だった。
 多少の波はあるものの、悪くないテンポで釣果を追加。針のサイズを前後試してみたが、最初に選んだ6号がこの状況にはベストで、特段手を加える必要ななさそうだ。

◆ゆとりあるセッティングのままアタリ選んだ方が有利

 10時半ごろ、ようやく水中にも変化が。時合い的なものなのか、餌がぶら下がってからのアタリが出なくなってきたのでウキを変更。サイズはそのままでトップをパイプからPCにし、餌落ち目盛りを5目出しにしてリスタートする。
 朝方に比べるとやや締まってきた餌への反応が良く、大きさもちょっと小さい方がいい感じ。また、タナにたまっているヘラに加え、群れが回遊してくるパターンもあるようで、腹パンの良型が3連チャンを含めて10分間に5匹釣れるようなタイミングもあり、12時40分には100匹目をゲットできた。
 その後も、そのままのタックル、餌でコンスタントに釣れ続き、15時の納竿には133匹という釣果。一日を通して大きな穴をあけることなく、単品使用でこれだけの結果を生み出した「カクシン」の能力とともに、最初から最後まで良型が釣れ続く円良田湖のポテンシャルの高さを感じる一日となった。
 より突き詰めれば、竿の長さとハリスの長さをもう少し短くしてもよさそうだが、ちょっとした状況の変化に対応しづらくなるので、今回のように少しゆとりのあるセッティングのままアタリを選んで釣っていく方が、総合的に良い釣果が得られると思う。
 同湖では6月15日ごろまで水を落としており、一日に10センチ程度水位が下がっていっている。今回竿を出した「梨の木桟橋」がある浅めのエリアは影響を受けやすいので、比較的水深のある「旅館前桟橋」の方が条件的に良さそうだ。

◆練り込まなくても作りたてからしっかり芯残る

<釣行日の餌使い> 「カクシン」600ccに水200ccを加え、20〜30回かき混ぜただけで使用。
 練り込まなくてもしっかりと芯が残る餌なので、そのままでも十分使えるが、比較的吸水性が高いので5分ほど放置すると安定した状態で使うことができる。
 作りたてのタッチが好みであれば少量ずつこまめに作るといい。
 ちなみに別の日にチョウチン釣りで使って好釣果を得ることができたが、単品だとやや餌の芯が強すぎるようだったので「凄麩」とブレンドしたところ、非常に好相性だった。

◆カクシン “芯”に自信アリ! ネバ系ダンゴ餌

 軟らかめのタッチでありながら、練り込まなくてもこれまでにない芯残りのよさを発揮。その特性から、エアーの含みを生かして軽く使えるのが特色。タナでは外側から剥がれるようにスムーズにバラけ、厚く寄せることが可能。針から抜け落ちることなく最後まで確実に芯が持ち、明快な食いアタリを誘発する。(400グラム チャック袋)

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