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ビッグアーサー、藤岡厩舎期待の新種牡馬 2016年の高松宮記念V、負傷で逃した連覇…その思いは産駒に

2021年6月15日 06時00分

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ビッグアーサー

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◇記者コラム「ターフビジョン」
 新種牡馬アメリカンペイトリオット産駒のブレスレスリーが6日、中京での新馬戦を快勝した。新種牡馬産駒のJRA勝ち一番乗りで、管理する藤岡厩舎にとっても幸先の良いスタートになったが、藤岡師が期待する新種牡馬はほかにもいる。ビッグアーサーだ。
 2016年の高松宮記念覇者は、連覇を目指す中、左前脚筋挫傷で出走を回避。惜しまれつつターフを去り、種牡馬入りした。その初年度産駒第1弾としてグットディール(牡2歳、栗東・須貝)が13日の札幌5Rでデビュー。1番人気に支持されながら4着に終わったが、今年注目の新種牡馬となっている。
 「うちにいてG1も勝ってくれた馬だから、思い入れは強いよ。ほかの種牡馬とは自然に気持ちの入り方は違う」と現役時代のアーサーを管理した藤岡師は、親が子供を見るような視線で産駒のデビューを喜ぶ。
 産駒の評判はいい。父のスピードを伝える子が多く、師は「デビューを控えたうちの子もそうだし、他厩舎の産駒を見てもアーサーによく似ているなと感じます。筋肉がしっかりして、早い時期から走れそう」と期待を膨らませる。
 父の喜びや悔しさ。その気持ちを産駒は知らなくても、血は確実に遺伝する。「(ビッグアーサーの父である)サクラバクシンオーからこの血統を応援してくれるファンは多い。その方たちのエールにも応えたい」と師。アーサーの果たした夢、為し得なかった夢…。何より無事な子を。藤岡師はたくさんの思いを産駒に託す。(大野英樹)

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