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希望の穂 大地を染める 菊川で田んぼアート鑑賞

2021年6月15日 05時00分 (6月15日 05時03分更新)
稲が色づき、浮かび上がったアマビエの絵=菊川市下内田で

稲が色づき、浮かび上がったアマビエの絵=菊川市下内田で

 菊川市下内田の水田で、「田んぼアート菊川」をやぐらから見下ろせるやぐら鑑賞が始まった。江戸時代に疫病退散の御利益があるとされた妖怪「アマビエ」の絵柄。コロナ禍収束の願いを込め、8種類の稲で描いたアマビエが浮かび上がっている。8月15日までで、日に日に「成長」していく姿を楽しめる。
 昨年の絵柄は、2019年夏の京都アニメーション放火殺人事件で亡くなった菊川出身の同社社員、大村勇貴さん=当時(23)=の創作絵本の一場面を描いた。この縁で、大村さんの母校常葉大造形学部の学生が考案したデザインを基に白、黄色、赤紫などの稲を5月半ばに植えた。
 以前は300人規模で田植えをしていたが、コロナ禍で昨年から関係者のみ。早速足を運んだ袋井市神長の伊沢一恵(いちえ)さん(48)と次女の花奏映(かなえ)さん(高南小6年)は田植えに4回参加したという。一恵さんは「去年から参加できず残念。ちゃんと絵にするのはすごく大変だと思う。続けてくれるのはありがたい」と話した。
 住民有志や地元自治会、JA遠州夢咲などでつくる実行委が開いて14回目。
 やぐら鑑賞は土日祝日の午前9時〜午後4時。8月13〜15日は毎日実施。料金は中学生以上200円、小学生100円。パスポート券もある。所在地は「菊川市下内田4261」付近。 (河野貴子)
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