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五郎丸歩「将来はトップクラブ社長に」 ヤマハ発が新設のプロクラブでマネジメント業務就任に“ワクワク”【ラグビー】

2021年6月15日 06時00分

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引退会見で笑顔を浮かべる五郎丸歩

引退会見で笑顔を浮かべる五郎丸歩

 ラグビーの元日本代表で、2015年W杯イングランド大会時に国民的ヒーローになった五郎丸歩(35)=ヤマハ発動機=が14日、浜松市内で引退会見を開いた。今後は22年1月の新リーグ開幕に向け、ヤマハ発動機が設立する新会社のフロントでマネジメント業務に就くことを発表。「将来は社長になれるような実力をつけたい」と、新たなステージへの意欲を口にした。
   ◇   ◇
 決め手は「ワクワク」だった。五郎丸の次のステージはコーチではなくマネジメント。目指すは代表監督ではなくトップクラブの社長。決断の理由を本人が明かした。
 「これまで日本のラグビーは企業色が前面に出過ぎていて、ファンがつきにくい面があった。ヤマハは新リーグ発足に合わせて先陣を切ってプロクラブを発足させる。このクラブにコーチとして関わるのと、クラブのマネジメント、どちらをやりたいかを考えたら、マネジメントの方にワクワクした。その自分の感覚を信じました」
 来年1月に始まるラグビー新リーグに向け、ヤマハ発動機はこのほど新会社設立を決定。社長には日本バスケットボールリーグ「栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)」の代表を務め、設立から3年で日本一、3期連続で黒字化を達成した山谷拓志さんが就任する。「事業性の確立」を最大のテーマに掲げる新リーグ誕生に向け、ヤマハ発動機は他チームに先駆けて動きだしている。実際、五郎丸はすでに山谷新社長と面談したという。
 「アンバサダー的に普及・広報や社会貢献活動を行うのではなく、チケットの企画販売のところから勉強してクラブ経営を学んでほしいと言われました。マネジメント側に足を踏み出す以上、もう現場のコーチを目指す道には戻らない。マネジメントの道に行く以上、最終的には社長をやれるだけの実力をつけたい」
 五郎丸は16年にオーストラリアのレッズ、フランスのトゥーロンという海外のプロチームでもプレー。世界レベルのクラブ運営、地域との関わり方を肌で感じた。
 「日本との差も感じたし、その経験も生かしてラグビー界に新たな風を吹かせたい」
 ヤマハ発動機が設立する新会社の設立会見は23日。7月1日付で入社する五郎丸の新たな挑戦が始まる。

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