全米女子オープン制覇の笹生優花 憧れの宮里藍さんからの激励に「プロゴルファーへの夢を抱かせてくれた1人。うれしい」【一問一答】
2021年6月14日 18時34分
女子世界最高峰タイトルとされる全米女子オープンを制した笹生優花(19)=ICTSI=が14日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の要請を受けリモート会見を行った。次戦は来週のKPMG全米女子プロ選手権(24~27日、米ジョージア州アトランタアスレチックC)。現在はロサンゼルスで“メジャータイトル2連勝へ向け練習中だという。笹生との主なやりとりは次の通り。
◇ ◇
-メジャー優勝から1週間。いかがお過ごしですか?
「いろいろ取材など、以前にはなかったことがたくさんあったので忙しかった。けど、もう次の試合が近づいているので練習している最中です。リラックスもできました。寝てました(笑)」
-20日は20歳のお誕生日ですね?
「まだハタチになりたくない気持ちもあって…。まだ19歳を締めたくないです。ハタチになったら時間が早く過ぎるって聞いてるので、それがちょっとイヤだなって感じです。でも自分の人生楽しく過ごしていると思うので、10代に悔いはないです」
-全米女子オープン優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)の使い道は?
「ためたいです。今欲しいものないですし…。将来家を建てたりとか、そういうことに使いたい」
-前週の日本ツアー会場で(元世界ランキング1位でもある)宮里藍さんが賛辞と激励を贈られていました
「藍さんは私がゴルフを始めたきっかけでもあるし、プロゴルファーへの夢を抱かせてくれた1人。うれしいです。でも自分は自分の時間で(世界一まで)急いでもいないので、マイペースで行きたいと思います」
-今後のスケジュールについては?
「全米女子プロが終わったら日本に戻る予定でいたんですけど、コロナの感染状況、隔離期間などの様子を見ながら決めていく感じですね。フィリピンにも帰りたいけど、シーズンが終わってからになりそう。LPGA(米ツアー)のスケジュールにもまだアジャストできてないので」
-米ツアーでの拠点やキャディーなど、決めていることはありますか?
「キャディーについてはまだ何も。家はトップ選手がみんなフロリダに住んでいるので、その辺がいいのかなとも思うけど…家族とも話して、いろいろ少しずつ決めていきたいと思ってます」
-次戦・全米女子プロ選手権への意気込みを
「まず楽しんでゴルフができること、勉強、経験もいっぱいしたい。自分の納得できるゴルフをしたいなと思います」
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