笹生優花、全米女子OP優勝トロフィー胸に“自撮りロケ”で喜び 「凱旋試合は東京五輪になりそう」【女子ゴルフ】
2021年6月14日 18時20分
女子世界最高峰タイトルとされる全米女子オープンを制した笹生優花(19)=ICTSI=が14日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の要請を受けリモート会見を行った。次戦は来週のKPMG全米女子プロ選手権(24~27日、米ジョージア州アトランタアスレチックC)。現在はロサンゼルスで“メジャータイトル2連勝へ向け練習中だという。
衝撃の全米女子オープンから1週間。笹生は駐車場に止めた車の中からリモート会見に臨んだ。「これから夕飯を食べるところなんです。レストランの前にいます」。ビッグタイトルを手にし、世界ランキング9位となっても自分を変えることのない19歳だ。
胸に抱いた優勝トロフィーは「今、優勝者の名前が彫刻される部分が外されてて、上だけなんですけど、そのままホテルのキッチンテーブルの上に置いてます」とか。優勝後、日本にいる母フリッツィーさん、弟、妹らとは「家族でテレビ電話。みんな、うれしいエネルギーがあふれてました。『優勝したの?』って聞かれましたけど(笑)」。
来週の全米女子プロ選手権を終えて日本に帰国する予定を組んでいたが「コロナの隔離期間など様子を見ながら…。帰らずに(7月22~25日、フランス開催のエビアン選手権など)欧州に行く可能性もある」。そうなれば、凱旋(がいせん)試合はフィリピン代表として出場予定の東京五輪(女子日程=8月4~7日)ということになる。その2週後にもAIG全英女子オープンが控えるため、昨年プロ初Vを飾ったNEC軽井沢72ゴルフへの出場も厳しそうだ。
「(五輪は)メジャーとは違う、また大きいメジャーと思ってます。出られるだけでありがたいので、楽しんで、自分のゴルフができるように頑張りたい」
次の目標を「ゴルフを始めた時からの夢、世界一=世界ランク1位になること。急がずマイペースで目指したい」と話したところで、質疑応答は終了。広報担当に夕食のメニューを聞かれると「見ますか?」と応え、自身の姿を映しながらバーベキューレストランのオープンテラスへ。「焼き肉でーす。こんな感じです。おいしいですよ」と、まさかの“自撮りロケで締めくくった。
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