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今秋ドラフト候補の投げ合い12球団スカウト28人見守る 中京大中京・畔柳は150キロアピール【愛知県高野連招待試合】

2021年6月13日 18時59分

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東海大相模・石田と投げ合う中京大中京高・畔柳亨丞投手

東海大相模・石田と投げ合う中京大中京高・畔柳亨丞投手

◇13日 愛知県高野連招待試合 東海大相模3―1中京大中京(岡崎市民)
 今秋ドラフト候補に挙がる中京大中京(愛知)の最速151キロ右腕、畔柳亨丞投手(3年)が13日、愛知・岡崎市民球場であった愛知県高野連の招待試合、東海大相模(神奈川)戦に先発。同じく相手のドラフト候補左腕、石田隼都投手(3年)と投げ合い、3イニングを無安打無失点、1四球、3奪三振。12球団28人のスカウトが見守る前で、直球は自己最速に迫る150キロを計測し、復活をアピールした。
 春の甲子園を沸かせた豪腕が戻ってきた。センバツ優勝左腕である石田との投げ合い。畔柳の右腕に力がこもった。
 「監督から(石田が)先発と聞いて燃えました」。1回2死から「相模で一番いい打者」と認める3番・門馬との対戦。ストライクが入らず、3ボールとなった。この日最速150キロを2球続けて、フルカウント。最後は148キロの直球が外れて四球となったが、「甲子園では(最速)149キロだったので、150キロという数字はバロメーター。ストレートは合格点」。納得の表情だ。
 結局3イニングで39球を投げて安打は1本も許さず、3奪三振。「状態は5割くらい」というものの、復活を印象づけるには十分な内容、結果だった。
 センバツで全4試合に登板し、うち3試合に先発して2完封。計410球を投げ、リリーフ登板した準決勝・明豊(大分)で右腕違和感を訴えて途中降板した。その後、春の県大会には登板せず、スローペースで調整。4月中旬にキャッチボールを再開し、5月に入ってからブルペン投球、打撃投手と段階を踏んだ。5月末の愛産大工との練習試合で実戦復帰した。
 「MAXよりアベレージを上げていけ」。1年先輩の中日ドラフト1位、高橋宏の在学中に、球速についてアドバイスされたことがある。今春のノースロー期間は筋力トレーニングに力を入れ、この日のストレートは平均で約147キロ。けがをプラスに変えて、さらにスケールアップした。
 この日集まったスカウトは12球団28人。10球団はスカウト部長、チーフ級まで駆けつけた。最多5人態勢の中日・米村チーフスカウトは「球速も出ていたし、センバツで見た時のイメージ通り。順調で良かった」と地元の逸材に目を細めた。
 センバツでは球数制限がクローズアップされた。もともと「球数が多い」と認める力投型だが、投球スタイルも見直す。「夏は省エネ投球をしたい。1球1球の精度が大事になる」と畔柳。夏開幕まで残り1カ月を切り、ここから最後の仕上げに入る。

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