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接種用に無償貸し付け 東海農政局の庁舎駐車場

2021年6月13日 05時00分 (6月13日 05時00分更新)
農政局の駐車場に貼られたワクチン接種者用を知らせるステッカー。道路を挟んで個別接種を予定するメドック健康クリニックがある=名古屋市昭和区の東海農政局安田庁舎で

農政局の駐車場に貼られたワクチン接種者用を知らせるステッカー。道路を挟んで個別接種を予定するメドック健康クリニックがある=名古屋市昭和区の東海農政局安田庁舎で

 新型コロナウイルスのワクチン接種に協力するため、東海農政局は名古屋市を通じ、同市内の民間クリニックに安田庁舎(同市昭和区)の駐車場を提供することを決めた。東海財務局によると、新型コロナに関連して、民間利用を前提にした国有財産の無償貸し付けは、東海地方で初めてとみられる。国は国有地や庁舎などをワクチン接種のために提供する方針で、今後も利活用の申し出があれば柔軟に対応していく考えだ。
 駐車場を利用するのは、昭和区安田通の「メドック健康クリニック」。市の個別接種の登録医療機関として、十四日から週三日、午後に接種を予定している。クリニックは四十台分の駐車場を備えているが、一日に八十〜百四十人ほどの接種枠を用意しており、「健康診断と外来を減らしても、駐車場に入りきれず地域に迷惑をかけるおそれがある」と頭を悩ませていた。
 道路を挟んだ北側に、東海農政局安田庁舎があり、名古屋市に相談。東海農政局から市が借り受ける形で、接種日に来院者の駐車場として利用できることになった。クリニック担当者は「どうしたらいいか分からなかったが、非常に協力的に動いてもらえてありがたかった」と話す。
 背景には、財務省が今年...

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