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<三河撮りある記>(77)岡崎市美術博物館・大理石の階段 

2021年6月13日 05時00分 (6月13日 19時13分更新)
 周りを木々に囲まれた自然豊かな場所にある岡崎市美術博物館(高隆寺町)。一階の展示室と二階のレストラン「YOUR TABLE(ユア・テーブル)」を結ぶ階段は、壁面や天井のガラス越しに光が差し込む白い空間が気持ちいい。
 白の大理石「ビアンコカララ」でできた四十五段の階段。最上段から最下段までの高さは約七メートルある。両手を広げると壁に触れる百四十二センチ幅で、約二十メートル続く。

天井から光が差し込み、写真映えするスポットとして人気を集める大理石の階段=岡崎市高隆寺町の市美術博物館で

 この美術博物館を設計した栗生総合計画事務所(東京都文京区)の栗生明所長(73)は「暗い地中から明るい天空に昇るイメージの階段。磨かれた真っ白な大理石の床や壁は、空を目指して白い雲の中を抜けていくような浮遊感を与えるようにした」と設計の意図を説明する。
 最近は女性の来館者を中心に、階段の最下部や途中で立ったり、しゃがんだりして、最上部から写真を撮る姿が目立つ。写真共有アプリ「インスタグラム」には、ハッシュタグ(#)に「岡崎市美術博物館」を付けた写真が多数並ぶ。
 一、二日に訪れてみると、女性の来場者がスマートフォンを片手に「インスタに載っていた場所だ」「吸い込まれそうな雰囲気」と声を上げながらシャッターを切っていた...

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