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サッカー代表ユニホームに政治的文言 ウクライナに削除要求 欧州連盟

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時01分更新)
ウクライナ代表のユニホームを持つゼレンスキー大統領=本人のインスタグラムから

ウクライナ代表のユニホームを持つゼレンスキー大統領=本人のインスタグラムから

 【モスクワ=小柳悠志】欧州サッカー連盟(UEFA)は十日、翌十一日に開幕する欧州選手権で、ウクライナ代表のユニホームに政治的文言が記されているとして削除を要求した。クレームをつけたのは開催国ロシアで、両国間の緊張がスポーツの世界にも波及した格好だ。
 代表ユニホームには「ウクライナに栄光を」と「英雄に栄光を」の二つの文言が首回りの表裏に記されていた。これらの文言はウクライナで、領土の一部を実効支配する親ロシア武装勢力との戦いに際し、兵士らが士気を高めるために使われてきた。
 ロシア側は「スポーツ界にウクライナの民族的なスローガンを持ち込むな」と主張。UEFAは申し立てを認め「二つの文言が対になると歴史的・軍事的な意味を帯びる」として「英雄に栄光を」は削除するようウクライナに求めた。
 ロシアはウクライナ代表のユニホームに自国が併合したクリミア半島がデザインされていることにも異議を唱えたが、UEFAは取り合わなかった。

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