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G7の舞台、脱炭素の象徴 

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時01分更新)
G7サミット開幕前日の10日、国際メディアセンターがある英南西部コーンウォール・ファルマスでも規制措置がとられていた=藤沢有哉撮影

G7サミット開幕前日の10日、国際メディアセンターがある英南西部コーンウォール・ファルマスでも規制措置がとられていた=藤沢有哉撮影

 【コーンウォール=藤沢有哉】十一〜十三日にG7サミットの舞台となるコーンウォールは、国内外から年二千万人ほどが訪れる英国屈指のリゾートだ。二百年ほど前は鉱山業で産業革命の進展を支え、今は再生可能エネルギー産業が集積。ジョンソン氏は今サミットを機に世界の「脱炭素」を加速させたい考えで、歴史的背景からこの地域を会場に選んだ。
 ロンドンからは電車で五時間ほど。全長六百四十キロ超の海岸線が延び、砂浜や海の美しさで知られる。各国首脳は人口約三千五百人の村カービスベイのホテルで連日討議。英政府によると、各国の代表団やメディアの滞在に宣伝効果なども加えると、コーンウォールには五千万ポンド(約七十七億円)の経済効果がある。
 ジョンソン氏は、各国代表団が美しい自然風景を堪能できることに加え、主要議題の気候変動対策に絡めて会場に選んだ。
 銅やスズの世界的な採掘地だったコーンウォールは、金属資源の供給で十八世紀からの産業革命を進展させた。日本とのゆかりもあり、益子焼を広めた人間国宝、浜田庄司(一八九四〜一九七八年)が一九二〇年、現地に英国人陶芸家と工房を開設。現在は博物館や作業場を備え、陶芸を通じた日英交...

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