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韓国最大野党に36歳代表 議員未経験

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時01分更新)
11日、ソウルで韓国の保守系最大野党「国民の力」の新代表に選出された李俊錫氏=共同

11日、ソウルで韓国の保守系最大野党「国民の力」の新代表に選出された李俊錫氏=共同

 【ソウル=相坂穣】韓国の最大野党「国民の力」は十一日、党大会を開き、議員経験のない三十六歳の李俊錫(イジュンソク)氏を新代表に選出した。文在寅(ムンジェイン)政権下での格差拡大への若者らの怒りを背景に、李氏は「世代交代」を訴えた。来年の大統領選に向け、保守野党の古いイメージを刷新しながら、年長議員の多い党をまとめ上げられるかも問われそうだ。
 代表選は、党員投票と国民世論調査を合算した得票率で、李氏が43%を獲得し、判事出身で国会議員四選の経験があるナギョンウォン氏(57)らベテラン四人を制した。
 李氏は演説で「世の中を変えるため、固定観念を捨ててほしい。われわれの最大の命題は大統領選で勝利することだ」と述べ、年齢や経歴を問わずに党報道官などを選ぶ方針も示した。
 李氏はソウル出身で、名門高校のソウル科学高を経て、米ハーバード大で経済学などを学んだ後、IT企業を創業。二十六歳だった二〇一一年に、後に大統領となる朴槿惠(パククネ)氏に見いだされ、同党の前身の党で改革チーム責任者に抜てきされた。国会議員選挙には三回立候補したが、いずれも落選した。
 今回、李氏の旋風が起きたのは、政府高官や家族...

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