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漁場にもドローンの目 国内初、海に着水

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時01分更新)
アクアで撮影した沖縄の海の様子=プロドローン提供

アクアで撮影した沖縄の海の様子=プロドローン提供

  • アクアで撮影した沖縄の海の様子=プロドローン提供
  • プロドローンが開発した着水型ドローン「アクア」=名古屋市天白区で
 産業用ドローンのプロドローン(名古屋市)は、海や川などに着水できるドローン「AQUA(アクア)」を開発した。機体につり下げた水中カメラで魚の成育状況を撮影し、陸上から漁場を管理できる。十四日に発売し、人手不足に悩む漁業現場の効率化につなげる。(平井良信)
 近年、建設や農業の地上現場でデータ収集のためにドローンの活用が広がっているが、新たに海上の市場を開拓する。同社によると、垂直離陸型ドローンで高度を下げて着水できるのは国内初という。
 特徴は、四方のプロペラの下にある棒状のフロート(浮き)。棒状にすることで機体が沈むのを防ぐほか、再飛行の際に水の抵抗を受けにくいといい、特許を取得した。バッテリーやシステムは機体に収納しており、開発者の菅木紀代一副社長は「完全防水を施した」と胸を張る。
 ドローンは目的地の座標を入れれば自動で飛び立ち、機体につり下げるリール式のカメラで水深五〇メートルでも撮影可能。四十分の連続飛行が可能で、沖合の養殖場が離れた位置にあっても、ドローンを使えば船や人を出すことなく、短時間で魚の成育状況や水温データを得られる。
 二〇一七年に開発を始め、青森や沖縄で実証実験を進...

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