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足で獅子から逃げ切った中日 与田監督「いきなり本塁打が一気に増えるわけではない」盗塁昨季の倍ペース

2021年6月12日 06時00分

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打者大島のとき、高松が二盗

打者大島のとき、高松が二盗

◇11日 西武5―6中日(メットライフドーム)
 足で獅子から逃げ切った。「今年の目標である攻め方ができた」。走塁改革を旗印にしてきた今季のドラゴンズ。その成果が垣間見られた一戦に与田監督は充実感をにじませた。
 3回、先頭の高松の中前打が「位置について」の合図。大島の打席。1ボール1ストライクから「よーいドン」。二盗を決めると、大島がフルカウントから145キロ直球を中前へ。適時打となり、先制攻撃が決まると、大島がチームトップ9個目の盗塁を成功させた。その後一、三塁となり高橋周の中犠飛で幸先よく2点を奪った。
 4回も揺さぶった。相手のミスもあり無死一、二塁で9番高松。送りバントを決め、一塁へ走りだす。一塁手の山川が走者をけん制した分だけ高松は一塁に一気に近づく。山川の送球がそれ、二走・木下拓が本塁へかえり追加点となった。さらに大島の二ゴロで三走・三ツ俣が本塁へ突っ込みこれがセーフに(記録は野選)。「(打球の)バウンドが高かったのでいけると思った。セーフになって良かった」と三ツ俣。随所に足が光る攻撃となった。
 120試合制だった昨季の盗塁数はリーグ5位の33個。得点、本塁打がともにワーストの中で与田監督が掲げたのが走塁改革。「いきなりホームランが一気に増えるわけではない。足を使っていかないと」。この日3盗塁を決め、61試合目で30盗塁に到達。ペースは昨季のほぼ倍。随所に走塁への意識変革が実を結びつつある。
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