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「春野山の村」守りたい 浜松出身の蒔田さんが継承

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時03分更新)
見晴らしの良いテントサイトなどの施設を引き継いだ蒔田宣雄さん=浜松市天竜区春野町で

見晴らしの良いテントサイトなどの施設を引き継いだ蒔田宣雄さん=浜松市天竜区春野町で

  • 見晴らしの良いテントサイトなどの施設を引き継いだ蒔田宣雄さん=浜松市天竜区春野町で
  • 春野山の村の管理棟=浜松市天竜区春野町で
 新型コロナウイルスの影響で運営が難しくなっていた元県立の子ども向け野外活動施設「春野山の村」(浜松市天竜区春野町杉)が、名古屋市から一人で移住した蒔田宣雄さん(33)に引き継がれて存続することになった。運営母体だったNPO法人代表に就いた蒔田さんは「家族単位や大人も楽しめる場所にしたい」と意気込む。 (南拡大朗)
 施設は一九八一年に標高五百五十メートルの山中に県が建設し、二百人が泊まれる宿泊棟、体育館、天体観測ドームなどが林間学校などに利用されてきた。県の事業仕分けで「廃止」が決まった後、地元住民でつくるNPO法人「はるの山の楽校(がっこう)」が買い取って運営してきたが、新型コロナ禍で団体利用がなくなって経営が行き詰まり、昨年六月で宿泊棟の営業を終えた。
 営業終了を報道で知った蒔田さん側から連絡があり、今年四月末にNPO自体の継承でまとまった。
 蒔田さんは浜松市西区出身で、名古屋市で会社勤めをしながらキャンプのイベントを企画してきた。「コロナ禍で一気に子どもが遊ぶ場所が少なくなった。自然環境や地元の人の良さを生かし、家族など少人数でも利用しやすい場所にしたい」と話す。
 まずはテントサイトやマウンテンバイクのコースの改良に取り組み、時期は未定だが宿泊棟やジビエの解体施設も再開する計画という。十二、十三日の二日間、無料のオープニングイベントを開く。(問)春野山の村=053(984)0311

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