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「小松への思い大きく」…陳謝 F35A 防衛局長「どうでもいい」発言

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 10時23分更新)
 航空自衛隊小松基地(小松市)への戦闘機F35A配備計画で、防衛省近畿中部防衛局の枡賀政浩局長=写真=は十一日、市公会堂で小松飛行場周辺整備協議会を対象に説明会を開いた。枡賀局長は八日の市議会全員協議会で「他の基地はどうでもいい。この小松さえ良ければ」と発言したことについて、冒頭で「小松に対する思い入れが大きくて発言してしまった」と陳謝した。
 説明会に、二十八人の理事のうち二十二人が出席。枡賀局長は、F15と置き換える形で二〇二五年度に四機、将来的に約二十機配備する方針を改めて説明。国際情勢を鑑みて「配備することで、わが国の意志を示す。抑止力が高まる」と計画の必要性を訴えた。
 F35Aが配備されている空自三沢基地(青森県三沢市)を例に「F15と比べて騒音がうるさくなった印象はなく、同程度」と説明。理事からは「今の現状がうるさい。対策が不十分」など厳しい意見が相次いだ。周辺協は住民から意見を集め、二十五日の理事会で取りまとめる。
 十一日開かれた市議会定例会で、宮橋勝栄市長は防衛局から、騒音や安全性についての質問状の回答を得たと報告した。回答では、市と国が安全性の確保などを定めた「10・4協定」を順守し、防音工事の助成対象となる騒音区域の指定後に、区域内に家を建てた「告示後住宅」も、防音工事の早期実施に向け調整するとした。 (坂麻有、久我玲)

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