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「代替策も難しい」 並在の特急断念方針で知事会見

2021年6月12日 05時00分 (6月12日 05時00分更新)
会見で補正予算案の狙いなどを説明する杉本知事=県庁で

会見で補正予算案の狙いなどを説明する杉本知事=県庁で

 杉本達治知事は十一日、県庁で定例会見に臨んだ。北陸新幹線敦賀開業後の並行在来線(現JR北陸線)区間への特急乗り入れを断念するとの方針を巡り、代替策も「なかなか難しいのが実際だ」と述べた。乗り換え利便性確保や乗り換えを楽しむ仕掛けづくりなどで、穴埋めをしたいとの考えを示した。(山本洋児)
 JR西日本は、経営分離された並行在来線区間で特急が存続した例はなく、新幹線の乗客も減るなどと一貫して反対の姿勢を見せてきた。杉本知事はJRとの協議経過を紹介しつつ、沿線の石川、富山両県も敦賀駅での乗り換え利便性確保を優先課題としているなどと理解を求めた。
 一方、特急存続の代替策は現時点で見当たらないとの考え。敦賀開業後、特急は新幹線駅に乗り入れ、折り返し運転することになる。福井方面へ向かうには在来線駅経由の増便が必要になる。京都−大阪間は過密ダイヤで、京都・滋賀と関西国際空港を結ぶ特急「はるか」の延伸も含めJRに提案したが、実現は「厳しい」という。
 県は今後、乗り換え利便性の確保に向け、新幹線と特急の運行本数の維持や、双方をスムーズに乗り継げるダイヤ設定を求めていく方針。在来線敦賀駅で、JRの新快速と...

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