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聖火を手に走者人生を再び 水戸の飯島さん、7月に感謝のラン

2021年6月11日 16時00分 (6月11日 16時00分更新)
東京五輪の男子100メートル1次予選で1着になった飯島秀雄さん(下)

東京五輪の男子100メートル1次予選で1着になった飯島秀雄さん(下)

  • 東京五輪の男子100メートル1次予選で1着になった飯島秀雄さん(下)
  • 1969年、盗塁するロッテ時代の飯島さん
  • 「前回の東京五輪で応援してもらったことへの恩返しを胸に聖火リレーを走りたい」と話す飯島さん=水戸市で
 陸上男子100メートルの元日本記録保持者で、1964年の前回東京五輪に出場し、その後は代走専門のプロ野球選手に転身した水戸市の飯島秀雄さん(77)が、7月に茨城県内で予定されている東京五輪の聖火リレーでランナーを務める。新型コロナウイルスの感染状況次第では中止もありうるが、「前回の五輪でもらった応援に恩返しできるような走りをしたい」と準備する。 (松村真一郎)
 飯島さんは、早稲田大の学生だった一九六四年六月、旧・西ドイツで開かれた国際大会で10秒1(手動計時)を記録。コーチだった吉岡隆徳さんが三五年に打ち出した10秒3(同)の日本記録を二十九年ぶりに更新した。直後の東京五輪に二十歳で出場した。
 日本記録保持者に対する、メダル獲得の期待は強かった。スタートラインに立った時、大歓声に「穴があったら入りたい気持ちだった」という。準決勝で敗退した。
 大学卒業後、茨城県庁入庁後も競技を続け、六八年メキシコ五輪にも出場したが、またも準決勝止まりだった。
 その脚力はプロ野球界に注目され、六九年、ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)の選手に。当初は「走塁コーチになってほしい」と請われたが、知...

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