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刺しゅうを買ってガザに希望を 国連支援事業に滋賀の女性が連携

2021年6月11日 16時00分 (6月17日 17時36分更新)
パレスチナ自治区ガザの女性たちが作った刺しゅうを紹介する北村記世実さん=滋賀県草津市大路で(森田真奈子撮影)

パレスチナ自治区ガザの女性たちが作った刺しゅうを紹介する北村記世実さん=滋賀県草津市大路で(森田真奈子撮影)

  • パレスチナ自治区ガザの女性たちが作った刺しゅうを紹介する北村記世実さん=滋賀県草津市大路で(森田真奈子撮影)
  • 「スラーファ」で刺しゅうに取り組む女性たち=パレスチナ・アマル提供
 イスラエルとの軍事的緊張が続くパレスチナ自治区ガザの女性たちを、パレスチナ伝統の刺しゅう製品を買って支援する取り組みが、滋賀から日本国内に広がっている。現地では五月にも衝突が勃発。刺しゅうをネット販売する「パレスチナ・アマル」(大津市)では同月中旬以降、通常の二年分に当たる約八百件の注文があった。停戦が発効したが、代表の北村記世実さんは「女性たちはこれから生活を再建しないといけない。関心を持ち続けてほしい」と語る。 (森田真奈子)
 「パレスチナ・アマル」が扱うのは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が、ガザの女性たちを支援する事業「スラーファ」(Sulafa=高級な刺しゅう)の製品。北村さんは、連携して販売している。アマルは、アラビア語で「希望」を意味する。
 スラーファでは、長年にわたって断続的に起きる紛争で、夫を亡くすなどした二十〜七十代のガザの女性約三百人が活動。バラや鳥など、パレスチナの伝統的な幾何学模様を刺しゅうしたスカーフやワンピース、小物などを手作りして売ることで、収入を得ている。
 今回の紛争でスラーファの女性が犠牲になったとの知らせはないものの、空爆が続いた五...

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