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弁当配り高齢者見守る 福井・円山地区社協 地域のつながり「安心感を」

2021年6月11日 05時00分 (6月11日 09時52分更新)
民生委員(左)から弁当を受け取る宮本さん=福井市の円山地区で

民生委員(左)から弁当を受け取る宮本さん=福井市の円山地区で


 福井市の円山地区社会福祉協議会(社協)が、新型コロナウイルス感染症の影響で外出の機会が減った一人暮らしのお年寄りを見守る活動として、自宅に弁当を配布している。
 配布は毎年、八回ずつ実施。好評だった弁当の手作りは昨年から感染症対策で見合わせているが、コロナ禍で自宅に閉じこもりがちなお年寄りに地域との接点を保ってもらおうと、仕出し弁当に代えて活動を続けている。
 今年四回目の配布となった五日は、同市の円山公民館にサバのみそ煮やヒレカツが入った弁当が届き、同地区社協から委託を受けた民生委員十一人が配達へ。八十五世帯のお年寄りを訪ね、「体に気を付けて」「温かいうちに食べてね」などと会話をしながら、弁当を手渡した。弁当を受け取った宮本テルさん(81)は「自分を心配してくださる人の顔を見るのがうれしい」と笑顔だった。
 同地区社協の野村八重子会長は「コロナ禍で地域のつながりが薄れている今こそ、見守り活動をすることで安心感が生まれる」と話した。
  (牧悠平)

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