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【大学サッカー】桐蔭横浜大・GK早坂勇希 “しくじり”を糧に大学で大きく成長 来季内定の川崎で恩返し誓う

2021年6月11日 06時00分

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“最後のとりで”としてチームを支える桐蔭横浜大GK早坂。今季はゲームキャプテンも務める(©JUFA/Reiko Iijima)

“最後のとりで”としてチームを支える桐蔭横浜大GK早坂。今季はゲームキャプテンも務める(©JUFA/Reiko Iijima)

◇関東大学サッカーリーグ「旬の男たち」
 「川崎に戻るために大学に行く」との思いが成就した。かつて8年間在籍した、愛着あるクラブへの来季“復帰”が内定している、桐蔭横浜大GK早坂勇希(4年・川崎U―18)のことだ。身長184センチとGKとしては上背がそれほどないが、90分間響きわたるコーチングの声が存在感を際立たせる。そして、ビッグセーブでチームを救う。
 「『キーパーは185(センチ)はほしいよね』という声をよく聞きます。(身長がそこまでない)自分は大きいキーパーに対してキックやシュートストップの部分で負けちゃいけません。小さいからこその俊敏性があると思うので、そういう部分も生かしながらやっています」
 1年時の関東大学リーグのデビュー戦で開始早々にミスを犯し、それを引きずったために大量失点を招いた。「何もできませんでした」という苦い経験により、「ミスをしないこと」と「ミスをしても、そこで自分が崩れないこと」を人一倍意識するようになった。
 無念のしくじりを糧とし、その後、技術的にも精神的にも大きな成長を遂げた早坂がGKを務めるようになったのは小5のときだった。それまでのポジションはボランチやセンターバック。小4時にフィールドプレーヤーとして川崎の下部組織のセレクションを受けたところ、1次の段階で撃沈してしまった。その一方で、母親に勧められて同時期に受験した同じ川崎のGKのセレクションには合格。「体が大きかったので、たまにやっていました」という程度だったポジションに本格転向することになった。
 川崎が目をとめてくれたことで今の自分があると考えている。だから、恩返しをしたいが、GKのイスはたった一つ。厳しい定位置争いが待ち受ける。
 「(川崎のレギュラーGKであるチョン・)ソンリョン(鄭成龍)さんからすべてを盗みたいです。大迫敬介(広島)と沖悠哉(鹿島)は自分と同い年。そういう若手のキーパーがJリーグで試合に出ているので、自分も一日でも早く出場できるようになりたいです」
 鄭成龍の試合でのプレーぶりをすべてチェックしているという。チャンスが与えられたときにそれをものにするべく、抜かりない準備をすでに始めている。

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