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<「主役」は今 TOKYO2020> (3)バレーボール女子 長岡望悠

2021年6月11日 05時00分 (6月11日 05時01分更新)
バレーボール国際親善試合の中国戦で、笑顔を見せる長岡望悠=5月、有明アリーナで

バレーボール国際親善試合の中国戦で、笑顔を見せる長岡望悠=5月、有明アリーナで

 約2年半ぶりに日本代表として戦った試合後、長岡望悠はかみしめるようにゆっくり語った。「膝が耐え抜いてくれたことが、すごく良かった」。左膝にはアイシングの大きな氷。代表に復帰した5月1日の中国戦、途中出場から効果的なスパイクやブロックを決め、時間を追うごとに存在感を発揮していった。
 2018年12月、イタリア1部リーグ挑戦中に左膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷して手術を受けた。16年リオデジャネイロ五輪でチーム最多得点を挙げたエースとして「東京五輪を控え、バレーボールをもっと極めたい」と渡った先でのけがだった。
 17年にも同じ左膝の靱帯を試合中に切り、長いリハビリを経験していた。「1度目は目標を持って頑張ろうと思えたけど、2度目はあまりにも簡単に切れてしまった。またバレーボールをできるイメージが1年ぐらいわかなかった」。足踏みを余儀なくされた。Vリーグの試合に復帰できたのは、本来なら東京五輪が終わっていたはずの20年10月だった。
 長岡を、代表の中田久美監督は待っていた。五輪延期が決まる前の20年2月には、「復帰できれば戦力になると思う」と諦めきれない心境を漏らしていた。久光の監督とし...

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