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「コロナ退散」 掛川城御殿で大太鼓の音、時刻む

2021年6月11日 05時00分 (6月11日 05時03分更新)
報刻の大太鼓を打ち鳴らす久保田崇市長=掛川市の掛川城御殿で

報刻の大太鼓を打ち鳴らす久保田崇市長=掛川市の掛川城御殿で

 「時の記念日」の10日、掛川市の掛川城御殿で、江戸時代の城下町に時刻を知らせていた「報刻の大太鼓」が、正午の合図に合わせて打ち鳴らされた。新型コロナウイルス収束の願いを込め「ドーン、ドーン」と力強い音を響かせた。
 市民に時間の大切さを知ってもらおうと、1957年から地元の時計商組合が実施してきた恒例行事。2004年からは掛川観光協会掛川支部が引き継いでいる。例年は観光客や市民らが代わる代わるばちを振るが、コロナ感染予防のため少人数で行った。
 一番手を務めた久保田崇市長は「コロナ退散」の掛け声で大太鼓を鳴らした。松本均市議会議長、武将や忍者姿の掛川城戦国おもてなし隊のメンバーらは、御殿の外から見学していた保育園児らの「いち、にの、さん」の掛け声に合わせた。
 大太鼓は直径90センチ、長さ1メートル、胴回り3.3メートル。1855(安政2)年、当時の掛川藩主が製作した。明治中期まで時刻を告げていたとされる。 (中野吉洋)

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