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闇夜たどる光の道 静岡の水見色川でホタル乱舞

2021年6月11日 05時00分 (6月11日 05時01分更新)
水見色川に、淡い光を放って舞うゲンジボタル(比較明合成)=静岡市葵区水見色で

水見色川に、淡い光を放って舞うゲンジボタル(比較明合成)=静岡市葵区水見色で

 藁科川支流の水見色(みずみいろ)川の上流にある「蛍の小径(こみち)」(静岡市葵区水見色)に、夏の風物詩のホタルを探しに行った。
 午後八時と遅い出発になってしまい、もうホタルの舞いは見られないかと不安がよぎる。車を止めて目を凝らすと、川の近くでゲンジボタルが光を放って飛んでいた。上流へと足を進めて驚いた。夜の九時に近いというのに、何匹ものホタルが乱舞している。
 普通ならば日が暮れて暗くなると光を放って飛び始め、一時間ほどで終わってしまうのに、水見色では撮影を終えた十時ごろになってもまだ飛んでいたのだ。四匹のホタルが服や体に止まり淡い光を放ち、心地よく響く地名も相まって、満たされた夜を過ごすことができた。人も少なく、密にならない素晴らしい場所だった。 (静岡総局カメラマン・立浪基博)
 データ 9日撮影、キヤノンEOS−1DX、24−70ミリ、マニュアル、10秒、絞りF2・8、ISO3200、午後8時55分から40分間連続撮影した219枚の写真を比較明合成

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