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FM Haro!#えんしゅう 「茶」好みの味、相談して

2021年6月11日 05時00分 (6月11日 05時03分更新)
1階のカウンターで日本茶カウンセリングをする薗田基一さん=浜松市東区の茶ッ葉屋で

1階のカウンターで日本茶カウンセリングをする薗田基一さん=浜松市東区の茶ッ葉屋で

  • 1階のカウンターで日本茶カウンセリングをする薗田基一さん=浜松市東区の茶ッ葉屋で
  • 煎茶と共に楽しめるパフェ(1400円)
  • 糸井記者
 浜松市の通称「柳通り」を曲がると、こつぜんと姿を現す和の店構え。扉を開けると、香ばしい匂いが立ち込める。日本茶専門店「茶ッ葉屋(ちゃっぱや)」(同市東区)。茶呈師の薗田基一(そのだもとかず)さん(40)に「日本茶カウンセリング」を受け、私好みの煎茶を見つけてもらった。 (糸井絢子)
 「甘めと渋め、どちらがお好きですか」。試飲カウンターに座り、薗田さんの質問に答えると、五つの湯飲みに五段階の甘さのお茶が注がれた。迷いなく一番口当たりの柔らかいお茶を選択。「温度が高いと渋味が出るので、水出しかぬるめにするといいですよ」と私に合う入れ方も教えてくれた。個人客から飲食店まで幅広い依頼があるという。茶呈師とは、製茶加工をする茶師と、お茶でおもてなしをする呈茶の二つを合わせた薗田さんの造語だ。
 元は茶葉販売専門だったが、店構えから飲食店と間違われることもあり、それならばと二階に茶房「お茶屋の隠れ家」を開いた。宮大工が手掛けたゆとりのある席で、お茶に合わせてパフェや茶漬けを楽しめる。ゆくゆくはこの和空間で、酒や軽食、甘味との組み合わせを考えたカウンセリングをするつもりだ。
 川根本町出身の両親に連れられ、茶畑で遊んだ薗田少年。高校在学中に上京し、飲食業から小売業まで幅広い職業を経験した。はやり廃りがなくお客さんと長い関係を築きやすい茶業の魅力に立ち返った。
 薗田さんは「お客さんの声を聞いていたら、店ができ、カウンセリングができ、茶房ができた。お茶にはもっと魅力的な楽しみ方があるはずだと信じて、お客さんを笑顔にしていきたい」と話す。
 カウンセリングは予約制で一時間四千五百円。店舗に来られない人には、香りや色、うま味、渋味を三段階で指定できる煎茶もある。一階には製茶の機械があり、茎を取り除き、うま味を引き出す工程が見られる。日曜、祝日は午前十時〜午後五時。それ以外の日は午後九時まで。(問)茶ッ葉屋=053(411)7795

◆糸井記者のひとこと

 「お茶のディズニーランド」と薗田さんが言う通り、こぢんまりとした店構えからは想像もつかないほど奥深い世界が広がっていた。日常的に飲んでいるお茶について、何も知らないことを改めて痛感。玉露ってどうやって作られているか分かりますか。

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