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蜂蜜買い付け、異国で奮闘 岐阜の企業、タンザニアに役員派遣

2021年6月10日 16時00分 (6月10日 16時05分更新)
タンザニアの養蜂家に養蜂技術を伝える小林勝海さん(右)=3月、タンザニアのモロゴロで(JICA中部提供)

タンザニアの養蜂家に養蜂技術を伝える小林勝海さん(右)=3月、タンザニアのモロゴロで(JICA中部提供)

  • タンザニアの養蜂家に養蜂技術を伝える小林勝海さん(右)=3月、タンザニアのモロゴロで(JICA中部提供)
  • 色が薄めでさっぱりとした味が特徴のタンザニア産の蜂蜜=日新蜂蜜提供
 新型コロナウイルスの影響で海外渡航が制限される中、岐阜県安八町の日新蜂蜜は、入念な検査や準備をした上で買い付け担当をアフリカのタンザニアに派遣している。「立ち止まっていてはビジネスは停滞するだけだ」。日本から一万キロ以上離れた異国で、担当者が奮闘している。 (柳田瑞季)
 国内シェア二位の日新蜂蜜は国内産のほか、南米や東欧など十五カ国から蜂蜜を輸入・販売し、海外産は販売量の九割を占める。社員は毎年、現地に出張して買い付けているが、コロナ禍で今年三月まで一年以上、海外での直接買い付けができなかった。
 一方、コロナ禍の巣ごもりで、子どものおやつ作りなど料理に使う蜂蜜の需要は伸びており、国内市場の販売額は今年一月までの一年間で前年同期比28%増に。日新蜂蜜でも伸びており、新たな輸入先の確保が課題になっていた。
 そこで同社は昨年六月、国際協力機構(JICA)から感染対策の指導や経費を受けられる支援事業に申請。全国六十二件のうちの一件として採択された。これを受け、買い付け担当で取締役の小林勝海(かつみ)さん(42)が今年三月、タンザニアに十日間出張。六月一日からは二度目の出張中だ。昨年六月以降、...

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