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順手親指と人さし指 高さそろえる

2021年6月10日 05時00分

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親指と人さし指の高さをそろえて握れば、両肩、両肘、グリップを結ぶ五角形を作りやすくなる

 今回はパッティングの握りで最も基本的な順手について説明します。カギになるのは両手の親指と人さし指の使い方です。これらの指をうまく使って握れば力加減を一定に保てるようになりますし、パターのヘッドが無駄な動きをすることを抑えられるようにもなります。(取材・構成 堤誠人)

握りがフィット

 パターを握るとき、右手の手のひらの最も深い部分に乗せたクラブを人さし指から小指までの4本の指の腹で握ることや、右手の4本の指にクラブを乗せてそのまま握ることが多いと思います。ただ、市販されているグリップの形状では、これらの握り方では少し隙間ができてしまい、手のひらが浮いてしまいがちになります。
 そこでお勧めするのは、親指と人さし指の高さをそろえた握り方です。人さし指で、文字通り「人を指さす」感じで握ると、手のひらにしわがよります。このしわをグリップの中心に合わせて握ります。この握り方をするだけで、パターをしっかりと振れるように構えることができるようになります。
 左手も同じように親指と人さし指の高さをそろえます。そして少し手首を下向きに曲げると、自然とグリップの形状に合った握りになります。
 こうすれば左右の親指の向きもそろえやすくなりますし、両肩、両肘を合わせた「五角形」も自然に作りやすくなります。この「五角形」ができることによって、スイング中のグリップの力加減が変わりづらくなってきます。
 ほかにも、両手の親指と人さし指をそろえて握ることでパターのヘッドが勝手に走ったり、逆に押し出したりするミスを減らせることができるようになると思います。
 これまでに説明したように、パターの握り方にはいろいろな種類があります。その中で順手を選ぶ場合は、親指と人さし指の関係性を考えながらストロークをしてみると良いのではないでしょうか。

【旅ノート】憧れの地での全米オープンにワクワク

 いよいよ17日から「全米オープンゴルフ」が、カリフォルニア州のトーリーパインズGCで開催されます。
 トーリーパインズには、2017年のTPIのレベル3を受講しに行った後、一度だけ立ち寄ったことがあります。当時はコーチになりたてで、「いつか自分もコーチとして全米オープンに同行することができたら」という思いも込めて、Tシャツをお土産に買ったことを覚えています。
 17年に同州のサンディエゴでTPIのセミナーを受け、米国のゴルフ場を見て、さらに米国でコーチをしてみたいと強く思いましたし、ここでの思い出はとても印象的で、そのTシャツは今でも大切にしています。
 今回、早くもその貴重な機会に恵まれたので、まだコースにも入れずテレビなどの情報だけですが、米国ナンバーワンを決める大会なので、セッティングを含めて私も楽しみにしています。

 ▼目澤秀憲(めざわ・ひでのり) 1991(平成3)年2月17日生まれ、東京都出身の30歳。埼玉平成高、日大卒。大学卒業後に米ボストンへ語学留学し、日本人では数人しか持っていないTPIレベル3を取得。コーチとして河本結、有村智恵、永峰咲希らを指導し、河本の米ツアー参戦や永峰の国内メジャー大会制覇などに導く。今年からは松山英樹と専属コーチ契約を結び、米ツアーに同行している。

 取材協力 キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市新巻377番地) 
 (電)0436(36)6111=代表
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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