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知事の辞職も狙う? 署名偽造、事務局長「近い数集まれば」

2021年6月10日 05時00分 (6月10日 05時01分更新)
 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで再逮捕されたリコール活動団体事務局長の田中孝博容疑者(60)が、名古屋市の広告関連会社にアルバイトによる名簿の書き写し作業を依頼した後、周囲に「リコールの成立に必要な数に近い署名が集まったことにすれば、知事は自ら辞任するだろう」と話していたことが関係者への取材で分かった。署名を水増しして実績を誇示し、大村知事を辞職に追い込むことも念頭にあったとみられる。
 本紙の取材では田中容疑者が広告関連会社に依頼し、昨年十月下旬、佐賀市内でアルバイトに名簿の書き写し作業をさせ、大量の署名を偽造した疑いがある。
 関係者によると、田中容疑者はアルバイトの作業期間中に「知事は弱っている」「揺さぶり続けたら知事はいなくなる」と周囲に話していた。「知事は(リコールが成立して)引きずり下ろされるのは絶対に嫌だろう」と話し、解職の賛否を問う住民投票に必要な法定数(八十六万七千人)に近い数の署名が集まったと発表すれば、大村知事が自ら辞職する可能性があると主張した。活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥...

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