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【J1名古屋】幼稚園生でのスクール入り以来の生え抜きDF藤井 大量得点の口火

2021年6月9日 22時58分

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名古屋―三菱自動車水島 前半、ボールをキープする名古屋・藤井

名古屋―三菱自動車水島 前半、ボールをキープする名古屋・藤井

◇9日 サッカー 天皇杯2回戦 名古屋グランパス5―0三菱水島FC(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
 じわじわと迫っていた焦りを、吹き飛ばした。前半36分、名古屋グランパスのMF長沢が左サイドから蹴り込んだFKに、反応したのはDF藤井。「GKが出てくるのが見えた」と187センチの長身を生かし、頭一つ抜け出してヘディング。ボールは飛び出していた相手GKを抜け、ゴールへと吸い込まれた。幼稚園生でのスクール入り以来グランパス一筋の生え抜きDFが、大量得点の口火を切った。
 「(試合に)入ってみるとちょっとばたついた部分があったので、そこは反省しなければいけない。自分のゴールで自分自身も落ち着けたし、チームにとっても大きな1点になったのかなと思う」
 今季公式戦初出場。勝負の試合だった。主将のDF丸山がけがで、DF中谷が日本代表活動でチームを離れたタイミングで迎えた試合。出場機会を今後増やすためにも、藤井は活躍を欲していた。「チャンスがあればセットプレーから得点も決めたい」との宣言通りの一発で、アピールに成功した。
 しっかり守備でも要所を締め、完封勝利に貢献。ただ、藤井の口を突いて出たのは反省の弁で「ずっと課題だったコーチングの部分。周りをもっと動かして、うまく守れるようにしたい」。チームをけん引するDFを目指し、周囲への発信を課題とした。
 見据えるのは自身の強みを買われての出場だ。「得点を決められるDFというのは本当に心強いと思う。守備はもちろん、得点という部分でもチームを助けたい」。試合前、フィッカデンティ監督も期待した「若さのエネルギー」が、攻守でチームの武器になる可能性を示した。
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