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難民選手団 11カ国29人 支援拡充、リオの3倍

2021年6月9日 07時36分 (6月9日 07時38分更新)
 【パリ=共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、東京五輪で結成する難民選手団としてアフガニスタンや南スーダンなど11カ国出身の29選手が出場すると発表した。競技力のほか男女や地域、競技のバランスを考慮して同日の理事会で決定した。支援を大幅に拡充し、初の試みとして3競技に4カ国出身の10選手が特別参加した2016年リオデジャネイロ五輪の約3倍となった。
 内戦状態のシリアから海を泳いで欧州に渡った競泳女子のユスラ・マルディニら6選手がリオ五輪に続く参加。柔道、空手など12競技に出場する選手団は7月にカタールに集合し、同14日に東京へ向かう。早稲田大で調整後、選手村に入る。団長は女子マラソン元世界記録保持者のテグラ・ロルーペさん(ケニア)が2大会連続で務める。
 開会式では各国旗ではなく五輪旗を掲げて先頭のギリシャに次ぐ2番目に行進し、表彰式では国歌の代わりに五輪賛歌を使う。IOCは24年パリ五輪や26年夏季ユース五輪(セネガル)でも結成を計画している。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、内戦や紛争で国外に逃れた難民は2600万人を超え、国内避難民や亡命希望者を含めると約8000万人に上る。

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