本文へ移動

WAKUWAKUすたじお(長野県諏訪市) 代表理事・言語聴覚士 原哲也さん(54) 障害児を就労まで支援

2021年6月8日 05時00分 (6月14日 13時29分更新)

発達障害のある子と家族に向き合う原さん


 「発達障害のある子の家族を幸せにする」ことを掲げ、長野県諏訪市で児童発達支援事業所「WAKUWAKUすたじお」を運営している。「遊び」を中心としたプログラムを通し、未就学児の心と言葉の成長を支えると同時に、保護者の不安や悩みも受け止める。「保護者のストレスは計り知れず、ケアがとても重要」と力説する。
 千葉県出身。二〇一六年にすたじおを開くまでの経歴は多彩だ。明治学院大社会福祉学科を卒業後、「自分に何ができるかを世界で試したい」と二年ほど海外へ。カナダの知的障害者が暮らすグループホームで働いた経験などから、障害児・者と向き合う仕事を志した。
 帰国後、障害がある子のコミュニケーションを助けたいと言語聴覚士の勉強を始め、一九九六年には長野県下諏訪町の医療型障害児入所施設「信濃医療福祉センター」に就職。資格を取得し、九年間働いた。ただ、そこで気にかかったのは外来に通ってくる子どもたちのこと。五〜六割は発達に心配があった。「こういった子どもの就労までを見通して活動したい」と思い始めた。
 すたじおでは「言葉の遅れがある」「人との関わりが苦手」など一人一人の特性や個々の性格に合わせ、きめ細やかな療...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

医人伝の新着

記事一覧