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並在の特急存続断念へ 県がJR西と協議に区切り

2021年6月8日 05時00分 (6月8日 05時00分更新)
 北陸新幹線敦賀開業後の並行在来線(並在)区間への特急乗り入れを巡り、県は運行上の物理的問題や並在会社の収支悪化などから「合理的な選択肢とならない」と結論づけ、断念する方針を固めた。JR西日本との協議に区切りを付け、今後は敦賀駅での乗り換え利便性確保や料金負担の軽減などを求めていく。 (山本洋児)
 新幹線の開業区間は特急列車が廃止される。このため二〇二四年春の金沢−敦賀間開業後、北陸と関西を結ぶ「サンダーバード」、中京方面の「しらさぎ」は敦賀止まりになる。
 県は、国がフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入を断念したことを盾に、敦賀開業後も福井方面への特急存続を国とJRに要望。特急存続の可否が十月に策定を予定している並在会社の経営計画に影響するため、今夏に結論を出すとしていた。
 特急存続は京都−大阪間の過密ダイヤなどを理由に、以前から実現が困難な情勢だった。さらに並在会社は特急車両や設備の維持費が必要になる上、旅客と貨物の割合に応じてJR貨物から支払われる「線路使用料」が減り、収支悪化が避けられない。
 県は、一日数往復だけでも特急を残せないか模索した。県の試算では、サンダーバ...

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