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笠りつ子、ツアー史上10人目のノーボギー優勝!”不適切発言事件”から1年8カ月「あんなことがあった後も…」【女子ゴルフ】

2021年6月6日 17時45分

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優勝杯を手に笑顔の笠りつ子

優勝杯を手に笑顔の笠りつ子

◇6日 女子ゴルフ ヨネックスレディス最終日(新潟県長岡市・ヨネックスCC)
 笠りつ子(33)=京セラ=が3バーディーの69、初日からの首位を守り切り、通算12アンダーで2016年8月のニトリレディス以来4年10カ月ぶりのツアー通算6勝目を挙げた。ノーボギー優勝はツアー史上10人目の快挙。1打差の11アンダー2位に三ケ島かな(24)=ランテック、9アンダーの3位に菅沼菜々(21)=あいおいニッセイ同和損保=が入った。古江彩佳(21)=富士通=は3アンダーの20位だった。
   ◇   ◇
 開催コース副支配人に「死ね」の暴言を吐いた19年10月のあの不適切発言事件から1年8カ月。笠が復活Vを果たした。「あんなことがあった後も、変わらずに応援してくださるファンのみなさんやスポンサーさんに感謝したい。悲しい思いをさせてしまった家族や周りの人たちにも伝えたい」。3日間、首位を走り抜いた完全優勝に、久しぶりの心底晴れ晴れとした笑顔を見せた。
 2打差単独首位で迎えた最終日は、中盤から三ケ島との一騎打ちに。先にバーディーパットを決められては入れ返し、1打差に迫られても決して首位の座は譲らなかった。17番では4メートルのパーパットを沈め、最終18番パー5では24メートルのイーグルパットを3メートル以上ショートしながら、次のバーディーパットを決めて勝利をもぎ取った。
 「今年に入ってから、グリーン上にシールを貼って、その上を通してカップインさせる練習をしてきた。バラバラだった出球がきちんとスポットに向いて出るようになり、ボールをしっかりヒットできるようにもなった」と言う。
 ツアー史上10人目のノーボギー優勝と聞くと「『おお~』って思いました。うれしいです。普段からボギーを減らすようにゴルフしているので」。メンタルとパッティングの安定が快挙の源だった。
 今年から地元・熊本市の子ども食堂プロジェクトに参加、1バーディーにつき1キロの肉を地元の子供たちに寄付していることもエネルギー源に。「そのおかげで今年は頑張れている気がします」。今週は12キロ。「特別おいしい、いいお肉になると思いますよ」と喜んだ。

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