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接種支える運輸・観光業 バスなど送迎やワクチン輸送、旅館は会場提供

2021年6月6日 05時00分 (6月6日 05時01分更新)
接種予定者たちを乗せ、会場に到着したバス=愛知県清須市のはるひ呼吸器病院で

接種予定者たちを乗せ、会場に到着したバス=愛知県清須市のはるひ呼吸器病院で

  • 接種予定者たちを乗せ、会場に到着したバス=愛知県清須市のはるひ呼吸器病院で
 新型コロナウイルスの感染拡大で利用客が激減した観光業界。苦境に陥っているバスやタクシー会社、旅館などが自治体や関係機関などの委託を受け、ワクチン接種事業で高齢者らの送迎や会場の貸し出しなどに協力する動きが、中部地方をはじめ全国で広がっている。委託する側には接種の効率アップに加え、疲弊する地元企業を支援する狙いもある。 (宮畑譲)
 三日午後、愛知県清須市の「はるひ呼吸器病院」に、大型観光バスが横付けされた。同病院はワクチンの集団接種会場。接種を望む高齢者約三十人が続々と降車し、入れ替わりで接種を終えた人が乗り込んだ。
 バスを手配しているのは市内の旅行会社「ツーリスト中部」でバス会社も地元企業だ。接種の受け付け会場から病院までの往復バスを一日約二十便運行。七月末までに同市の高齢者約一万一千人を送迎する見込みという。
 ツーリスト中部は例年の五〜六月なら近隣の小中学校の遠足で書き入れ時だが、緊急事態宣言で全てキャンセルに。平本直靖社長(49)は「非常にありがたい。この仕事がなかったらパンク寸前だった」と話す。
 長野県千曲市では、市が手配した地元バス会社の観光バス自体が接種会場として活用される...

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