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【日本製鉄東海REX】好投の先発浦本 元日本ハム守護神からの助言が生き…日本選手権へ導く立役者に

2021年6月6日 06時00分

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社会人野球全日本選手権への出場権を獲得して喜ぶ日本製鉄東海REXの選手たち

社会人野球全日本選手権への出場権を獲得して喜ぶ日本製鉄東海REXの選手たち

 社会人野球の日本選手権東海地区予選は5日、愛知・岡崎市民球場で代表決定試合を行い、日本製鉄東海REXが4大会ぶり12度目の同選手権(29日開幕、京セラドーム大阪など)出場を決めた。日本製鉄東海REXは先発の浦本千広投手(24)が8イニング3分の1を無失点の好投。0―0の8回には守備から途中出場の下村竜斗外野手(24)が決勝適時打を放ち、接戦を制した。
     ◇   ◇
 最後の打球が内野に飛び、捕球した遊撃手が二塁ベースを踏むとマウンドに歓喜の輪ができた。息の詰まる投手戦を制し、代表切符獲得の立役者となったのは2年目の右腕・浦本だ。
 「もちろん最後までいけなかったのは悔しかったですけど、最後は『勝ってくれ』と祈る気持ちで見ていたので、うれしかったです」
 9回1死まで98球を投げて7安打、無失点。最後は1死一、三塁のピンチを招いて救援を仰ぐ形になったが、後を受けた投手陣が1点を守り切るとベンチから喜びの輪に加わった。
 日本ハムの元守護神から受けた助言が生きた。大会3週間前、日本ハムで最多セーブに3度輝くなど活躍した武田久コーチ(42)から「カットボールを投げたら?」と提案された。変化球の投げ分けに苦労していただけに、試してみると直球とスライダーのちょうど中間の球速帯で投げられて「直球よりも制球がしやすい」と手応えを得た。
 この日は序盤から新球・カットボールを使い、相手打者のバットの芯を外す投球。「要所で投げ切れましたし、球数も少なく抑えられました」と大会直前での特効薬に自信を深めた。
 林尚克監督(47)も「意識の部分から武田が投手陣を底上げしてくれてます」と昨年就任したばかりの武田コーチの手腕をたたえた。“小さな大投手”の力を借り、全国の舞台でも自慢の投手力をみせつける。

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