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ものづくり発信 オール小松で 産業を観光資源に「未来塾」発足

2021年6月6日 05時00分 (6月6日 11時15分更新)
工場や工房を一斉公開するイベントの計画が発表されたこまつものづくり未来塾の会議=小松市サイエンスヒルズこまつで

工場や工房を一斉公開するイベントの計画が発表されたこまつものづくり未来塾の会議=小松市サイエンスヒルズこまつで

九谷や石材の企業参加 11月に工房の公開計画

 九谷焼や繊維、日本酒など地元のものづくりを発信しようと、小松市内の企業や個人が、業種や会社の垣根を越えて交流する「こまつものづくり未来塾」が発足した。多くの人にものづくりに関心を持ってもらおうと、十一月には参加事業者の工場や工房を一斉公開する。未来塾は四日、全体会議の初会合を開き、産業観光など取り組みの概要を発表した。 (井上京佳)
 市内で盛んなものづくりを観光資源にしようと、産業観光に興味のある事業者が二〇一九年から、先進地の視察などをしてきた。未来塾は九谷焼、瓦、石材、鉄工などの企業で結成。現在、検討中も含め四十一社が参加する。
 工場、工房の一斉公開は「GEMBA(ゲンバ)モノヅクリエキスポ」と題し、十一月十二〜十四日に開く。全国からの集客が見込める「日本遺産サミットin小松」の開催に合わせた。工場の見学やものづくりの体験イベントを企画し、九月中旬に予約などができるホームページを開設する。二四年春の北陸新幹線小松駅開業を見据え、エキスポは来年以降も継続する。
 未来塾は、経営者や有識者を招き、参加企業が意見交換する「GEMBAサロン」を二カ月に一回程度開くことも予定している。
 全体会議には約四十人が出席。小倉織物社長で実行委員長の小倉久英さん(61)は「技術のある中小企業がたくさんある。未来塾に参加して個々の会社が発展し、小松がもっと有名になるような活動をしたい」と意気込みを語った。

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