本文へ移動

再認定条件「難度高い」 ジオパーク協、伊那市議会に報告

2021年6月5日 05時00分 (6月5日 09時44分更新)
 伊那市と飯田市、富士見町、大鹿村などでつくる南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク協議会が、四年に一度の日本ジオパーク認定審査で条件付き再認定となったことについて、協議会の事務局を務める伊那市は四日、同市議会に内容を報告した。条件に挙げられた事務局体制の強化や拠点施設の充実は「難易度の高い課題」との認識を示したものの、協議会としての今後の方向性は明らかにしなかった。
 市によると、認定機関の日本ジオパーク委員会は、四市町村の一体的な活動が見えず、専属職員が実質二人だけでエリア全域を管理運営する機能を持った事務局体制が実現できていないと指摘。さらに、伊那市長谷の分杭峠をパワースポットとして観光使用するのは、科学的な根拠がなくジオパークの理念にそぐわないと問題視した。
 事務局体制の強化などについて市は、日本ジオパークネットワーク(JGN)が求める高いレベルの学術的な活動を展開するには大幅な増強が必要とし、「各自治体に人員の削減や大きな財政負担を強いることになり、今後においても大変困難」と説明。また、協議会がエリア内とその周辺の観光素材を活用して進める地域振興の取り組みと、JGNの考えに「...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報