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創作服と山ブドウ籠バッグ 小嶋さん夫妻が浜松で作品展

2021年6月5日 05時00分 (6月5日 05時00分更新)
籠バッグや洋服100点ほどを手作りした小嶋かよ子さん(左)と貴世志さん=浜松市東区上新屋町で

籠バッグや洋服100点ほどを手作りした小嶋かよ子さん(左)と貴世志さん=浜松市東区上新屋町で

 国内の産地を訪れて山ブドウのつるを採取し、籠バッグを作る小嶋貴世志さん(74)=浜松市北区引佐町=と、創作洋服を手掛ける妻かよ子さん(82)の作品展・販売会が四日、同市東区上新屋町のギャラリー「ひでさんぎょうの美術室」で始まった。時間をかけて素材の美しさを引き立たせる夫妻の手仕事が、唯一無二の作品を生む。八日まで。
 かよ子さんは、幼稚園教諭を経て五十代から本格的に創作服作りを始めた。伝統的な染め技法「筒描き」や刺し子、絣(かすり)などの古布をコートやワンピース、ジャケットなどの洋服によみがえらせている。
 「かよ子さんが作った洋服に合うバッグも欲しい」との要望を受け、貴世志さんは十二年ほど前から、山ブドウのつるを編んで籠バッグや長財布、アクセサリーを手作りする。
 国産の山ブドウはゴムに例えられるほど上質とされる。梅雨入りすると青森県や秋田県の山地を訪れ、山ブドウを採取する貴世志さん。「梅雨の湿り気がとても重要。時間がたつほどに弾力やつやが出る」と語る。幅五ミリのつるを編み上げ、「花車」と呼ばれる飾り三百個以上をあしらった手提げバッグや、かよ子さんがデザインし縫い上げた一点物の春夏向けの...

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