朝一番にピークを!松元克央が本命種目を制す 五輪本番へ向け順調シミュレーション【競泳ジャパンOP】
2021年6月4日 21時12分
競泳のジャパン・オープンは4日、千葉県国際総合水泳場で第2日を行い、男子200メートル自由形は東京五輪代表の松元克央(24)=セントラルスポーツ=が1分46秒17で制した。専門外の女子50メートル平泳ぎに出場した池江璃花子(20)=ルネサンス=は33秒53で予選落ちだった。
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本命種目の五輪前最後のレースで順調にシミュレーションを終えた。午前の予選で2位を3秒近く引き離す1分45秒48をマークした松元。午後の決勝ではタイムを落とし、レース後の第一声こそ「疲れました」だったものの「午前中のタイムは良かったので、五輪へ自信を持てたのかなと思う」と手応えを口にした。
東京五輪の決勝は午前中に行われるため、朝一番にピークを持ってくることが不可欠。この日は朝から体を動かすため午前5時に起きて6時前から30分のウオーミングアップをしてレースに臨み、1分45秒台の好タイム。「しっかり体が動く感じがしたので、本番も『こういうことをすればいいんだな』と思えるので、そこがきちんと分かったので、今日立てたプランは意味があるのかなと思う」と振り返った。
本番を想定したレースで自信と収穫を得て、あとはさらなるレベルアップをして金メダルに挑むのみ。「全部。持久力とスピード、全てにおいてもう1段階強くなれればと思う」と意気込む。「今日は普通のカツオ。ただのカツオ」と自らの愛称にかけて笑った松元。五輪で“黄金のカツオ”になる準備は着々と進んでいる。
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