【最年少冠へ】藤井聡太七段 羽生善治九段破り白星発進 「集中して臨めた」 王位戦挑戦者決定リーグ

2020年2月18日 21時02分

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王位戦挑戦者決定リーグの初戦で羽生善治九段(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段

王位戦挑戦者決定リーグの初戦で羽生善治九段(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段

  • 王位戦挑戦者決定リーグの初戦で羽生善治九段(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段
 将棋の藤井聡太七段(17)は18日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第61期王位戦挑戦者決定リーグ(中日新聞社主催)白組初戦で羽生善治九段(49)に113手で勝利した。
 初タイトルを目指す高校生棋士と、タイトル100期の大記録に王手をかけている永世七冠が相まみえる黄金カードが初戦に組まれ、注目を集めるなか、藤井七段が白星発進を決めた。これで羽生九段との対戦成績を3戦3勝とした。
 盤上は先手・藤井七段の得意戦法を羽生九段が受けて立つ形で角換わり腰掛け銀に。スピード重視の現代的手順から新手を披露した藤井七段は、77手目に55分、79手目に70分と連続長考。ここで相手に思わしい手がないことを見越した渋い手を放って局面をリードすると、最後は大激戦を抜け出した。消費時間は藤井七段3時間58分、羽生九段3時間59分。終局は午後7時52分だった。
 「手厚くしながら攻める形になればと思ったが難しかった。最後まで分からなかった」と振り返った藤井七段。羽生九段との対戦について聞かれると「非常に楽しみにしていた。集中して臨むことができた」と答え、リーグ初戦の勝利については「これからまだまだ続くので、気を引き締めてやっていきたい」と述べた。
 屋敷伸之九段(48)が持つ最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)更新へ向け、藤井七段に残されているチャンスは4棋戦。今年の棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦となっている。
 王位は現在、木村一基王位(46)が保持。王位リーグは12人が紅白2組に分かれて戦い、最後は各組の優勝者が挑戦者決定戦に臨む。木村王位に挑む七番勝負は7~9月に行われる。
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