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富山の旅 終える 聖火 県内2日目   

2021年6月4日 05時00分 (6月4日 09時50分更新)
トーチを手にポーズをとる富山県最終走者の藤原新さん=3日夕、富山市の富岩運河環水公園横親水広場で(泉竜太郎撮影)

トーチを手にポーズをとる富山県最終走者の藤原新さん=3日夕、富山市の富岩運河環水公園横親水広場で(泉竜太郎撮影)

 富山県での東京五輪聖火リレーは二日目の三日、富山市の富岩運河環水公園横親水広場の特設ステージで、前日に引き続いてトーチの火を灯(とも)して渡す「トーチキス」形式で開催された。県東部の九市町村を走る予定だった八十六人が聖火をつなぎ、リレーは新潟県へと引き継がれた。
 式典は前日と同様、走者の関係者を除いて無観客で開催された。参加者は会場内の特設ステージに二人ずつ上がり、互いのトーチを近づけて火をつなぐと、二人一組で思い思いのポーズを決めた。
 県内の最終走者は、ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新さん(39)=富山市=が務めた。火を聖火皿に灯し、二日間のリレーを締めくくると、会場から温かい拍手が湧き起こった。
 式典後、藤原さんは「最終走者という大役を知った時は緊張した。聖火皿に聖火を移したとき、神聖な気持ちがして背筋が伸びた」と振り返った。これまで選手として関わってきた五輪に聖火ランナーとして参加し「これまで自分にとっては戦いの場だった五輪を、他のランナーが心の底から楽しむ様子を見て、とても幸せに感じた」と新しい発見を喜んだ。
 県内区間は当初、全十五市町村を二日間かけて走る予定だったが、五月に入って県内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、公道走行を中止した。
 新潟県では四、五の両日、公道でのリレーを実施。新潟市出身の演歌歌手、小林幸子さんら約百七十人のランナーが走る予定。

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