【中日2軍】高橋宏「さすが球界で活躍する選手」広島・鈴木誠にあわやの大飛球「次は抑えられるように」
2021年6月2日 18時20分
◇2日 ウエスタン・リーグ 広島1―0中日(由宇)
中日のドラフト1位ルーキー・高橋宏斗投手(18)がプロ2度目の先発で、自身最長の7イニングを投げ、被安打7、4奪三振、1四球、1失点と好投した。球速は自己最速タイの155キロを計測した。
雨天中止などの影響もあり、高橋宏は4月28日のソフトバンク戦(ナゴヤ)以来、久々の先発だった。「イニングの途中で降板することなく、与えられたイニングを投げ切る」ことをテーマに掲げ、しっかりと結果を残した。
前回の先発では5回途中で降板していたとあって、7イニング1失点と上々の成果を上げた。それでも試合後は野手の好守に感謝しきりだった。
「何とか1失点に抑えられました。でも今日(2日)は自分の力ではなくて、野手のみなさんに助けてもらって。そこに尽きると思います」
この日は広島の鈴木誠がコロナ感染から実戦復帰。2番・右翼で先発に名を連ねていた。その鈴木誠との初対戦は1回1死。すべて直球勝負で、2ストライクから150キロを中前へ痛烈な当たりではじき返された。3回の2打席目はツーシームで三直に仕留めた。
侍ジャパンの4番候補との対戦に「自分ではいいボールだと思ったけど、2球目はもう少しでホームランという(左翼ポール際への)ファウルを打たれて。さすが球界で活躍する選手だと思った。もっと厳しくいかないといけないので、抑えられるようにすることが次の目標です」と振り返った。
仁村2軍監督は「5回くらいでいいと思っていたけど、意外と球数が少なかった。だんだん良くなっていったので。立ち上がりは探るというか、慣れてくれば最初からピュッと行けると思う」と評価した。次回の登板へ向け高橋宏は「しっかり(いい感じだった)6回以降の投球を続けられるようにしたい」と意気込んだ。
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