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御食国大使に高校生任命 若狭高3人が立候補 「若い世代へ魅力PR」

2021年6月2日 05時00分 (6月2日 09時41分更新)
御食国大使として小浜の食をPRしていく吉岡さん(左)、和多田さん(右から2人目)、森下さん(右)=小浜市役所で

御食国大使として小浜の食をPRしていく吉岡さん(左)、和多田さん(右から2人目)、森下さん(右)=小浜市役所で


 若狭高校国際探究科(小浜市)の二年生三人が、同市の「若狭おばま御食国(みけつくに)大使」に高校生で初めて任命された。地元の食資源や大使の制度が若い世代に十分知られていない現状を打破しようと、自ら申し出た。責任を胸に、食のまち・小浜の魅力を市内外に伝えていく。 (鈴村隆一)
 御食国は古代、朝廷に食材を貢いでいたと推定される地域で、若狭国もその一つに数えられる。小浜市は二〇〇一(平成十三)年から、食文化や観光資源の発信、まちづくりに関する提言などを求めて、市にゆかりのある著名人や有識者らに打診して御食国大使を委嘱。任期は二年で再任を妨げず、今回の高校生三人を含めて六十三人が名を連ねる。
 三人は吉岡勇樹さん、和多田弥憂さん、森下智貴さん。一年生時の探究の授業で、市職員から御食国大使の取り組みを教わり、興味を抱いて学習を続けた。同校生徒二百人の九割以上が大使の存在を知らず、若い世代は御食国という言葉を知っていても深く理解していないことなどを感じ、「自分たちが大使になってPRしたい」との思いを抱くようになった。今春、熱意を市に伝えたところ、本年度末までの特例期間限定でかなえられた。市内の小学校での出前授業や小浜の認知度調査などを計画している。
 市役所で先月下旬、松崎晃治市長から委嘱状を受け取った三人は「知名度が全国区ではないのが現状。まずは市民の皆さんに小浜の食がすごいことを広め、県外へのアピールにつなげていきたい」と意欲をみせた。松崎市長は「高校生が手を挙げてくれてうれしい。旬の食材の紹介など活動に期待している」と話した。

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