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【独自】愛知銀、年功序列廃止へ 30歳の支店長も可能

2021年6月2日 05時00分 (6月2日 05時01分更新)
人事制度の改定を行員に説明するための愛知銀行の資料

人事制度の改定を行員に説明するための愛知銀行の資料

 愛知銀行(名古屋市)は今年十月、行員の年功序列型の給与体系の基盤となっている「最低経験年数」を廃止し、入社年次や年齢を問わず、力のある人材を管理職に就ける新しい人事制度を導入する。中途入行者や若手を柔軟に登用し、行員の意欲と能力の向上を促す狙いで、伝統的に年功を重んじてきた銀行業界では珍しい取り組み。 (中野祐紀)
 愛知銀によると、銀行員のキャリアの一つの到達点とされる支店長になるには、現在は入行から最低でも十八年の経験年数が必要。最優秀の人材でも四十代前半での就任となるが、制度の改定後は「理論上は三十歳の支店長もあり得る」(担当者)という。
 管理職は、経験年数よりも、実際の仕事の難易度の高さや繁忙の度合いによって給与にはっきり差がつく仕組みとする。現在は、おおむね勤続年数で決まる「基本給」が七割程度を占め、部長、支店長などの役職を反映する「役割給」が三割程度。この割合をほぼ半々に変更し、いわゆる「ジョブ型」雇用の要素を強める。同じ支店長でも、店の規模でABCDの四段階に分け、細かく差をつけることで競争を促す。
 税理士や公認会計士、中小企業診断士など公的資格を取得して専門的な仕事をす...

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