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初代校長ゆかりの「関口バラ」植樹 静大浜松100周年向け

2021年6月2日 05時00分 (6月2日 05時02分更新)
佐鳴会館南側の池周辺のフェンス部分に「関口バラ」を植樹する喜多隆介工学部長ら=浜松市中区で

佐鳴会館南側の池周辺のフェンス部分に「関口バラ」を植樹する喜多隆介工学部長ら=浜松市中区で

  • 佐鳴会館南側の池周辺のフェンス部分に「関口バラ」を植樹する喜多隆介工学部長ら=浜松市中区で
  • 4、5月に白い花を咲かせる「関口バラ」
 静岡大浜松キャンパス(中区)が、前身である旧制浜松高等工業学校の創設から来年百周年を迎えるのに先立ち、初代校長が植えたゆかりの「関口バラ」を一日、同キャンパスで植樹した。
 関口バラは、初代校長の関口壮吉さんが、「自由啓発」を校是とし、教育は美しい環境で行いたいと、学校に塀を作らずに白バラを植えたことに由来する。以降、その白バラが「関口バラ」と呼ばれ、学校関係者らの間で親しまれてきた。
 現在は、旧制浜松高等工業学校の跡地にある浜松市立高が引き継いで管理をしており、生け垣として、毎年四、五月に白い花を一斉に咲かせる。浜松キャンパスの正門にも、二〇一六年に一部が移植された。
 百周年を迎えるにあたり、関口さんの思いを改めて見直そうという思いで、実行委が植樹を企画。学内関係者ら約四十人が参加した。
 喜多隆介工学部長は「関口バラの名前は聞いたことがあったが、由来を初めて知って、とても粋だと感じた。バラも浜松キャンパスも、また次の百年、花開いていけたら」とあいさつ。笹原恵情報学部長も「関口先生の考えのように、学生たちの環境を美しく保っていける浜松キャンパスにしていきたい」と話した。両学部長らはその後、佐鳴会館南側の池付近のフェンス部分に、市立高から譲り受けた関口バラの苗を植えていった。
 静岡大浜松キャンパスの前身である旧制浜松高等工業学校は、一九二二年に同区広沢町に創設された。 (細谷真里)

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