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ママさんハードラー寺田明日香「こんなにうれしくない日本記録は初めて」五輪参加標準記録に届かず苦笑い 

2021年6月1日 19時19分

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日本新記録を出して喜ぶ寺田明日香

日本新記録を出して喜ぶ寺田明日香

 陸上の木南道孝記念は1日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子100メートル障害で寺田明日香(31)=ジャパンクリエイト=が予選で12秒87(追い風0・6メートル)の日本新記録をマーク。4月に自身が出した従来の日本記録を0秒09縮めた。寺田は決勝も12秒89(追い風0・3メートル)で制した。
 喜びと、そして悔しさの入り交じった日本新記録となった。予選から後続を引き離し、1着でフィニッシュした寺田。だが東京五輪の参加標準記録12秒84にはわずかに及ばず「悔しいです。こんなにうれしくない日本記録は初めて」と苦笑いした。
 決勝でも優勝したが標準記録突破はならず。それでも今まで日本人が到達したことがない12秒8台を2本そろえ「12秒87で走れたので、84で走りたいと思っていたが、決勝は後半崩れた部分があって、そこはまだまだかなと思うが、予選と決勝2本とも8台で、風もほぼ自力でそろえられたのはこの2年間の進歩だと思う」と手応えを口にした。
 100分の1秒を縮めるのに心血を注ぐ世界で一気に0秒09の記録更新、そして短時間で同等の記録を並べる安定性。要因として挙げるのは2013年に一度陸上を引退しラグビーに挑戦したことだ。
 「ずっと陸上選手だと0秒01の重みを感じる。1回離れたのが大きくて、ハードル1台で0秒01縮めれば0秒1縮められると思える」と明かす。勢いに乗るママさんハードラー、0秒03先の世界、そして東京五輪は目の前だ。
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